毎日の仕事で出てきた税務に関する内容を忘れないように記録しています

耐用年数表の”前掲以外”と”前掲区分以外”の違いは?

固定資産の耐用年数を確認するのって面倒ですよね。。。
みんな同じでいいと思うのは私だけでしょうか??

耐用年数表でいつも気になっているのですが、各資産の最後のほうにでてくる”前掲以外”と”前掲区分以外”の違いはなんでしょうか?

前掲以外とは?

これより前に掲載している構造用途・細目以外のものということです。

前掲区分以外とは?

じゃぁ、”前掲区分以外”ってなに?
これは、耐用年数関係総論の通則の中(耐通1-1-6 前掲の区分によらない資産の意義等)にかかれていました。

1-1-6 別表第一又は別表第二に掲げる「前掲の区分によらないもの」とは、法人が別表第一に掲げる一の種類に属する減価償却資産又は別表第二の機械及び装置について「構造又は用途」、「細目」又は「設備の種類」ごとに区分しないで、当該一の種類に属する減価償却資産又は機械及び装置の全部を一括して償却する場合のこれらの資産をいい、別表第一に掲げる一の種類に属する減価償却資産又は別表第二の機械及び装置のうち、その一部の資産については区分されて定められた耐用年数を適用し、その他のものについては「前掲の区分によらないもの」の耐用年数を適用することはできないことに留意する。
 ただし、当該その他のものに係る「構造又は用途」、「細目」又は「設備の種類」による区分ごとの耐用年数の全てが、「前掲の区分によらないもの」の耐用年数より短いものである場合には、この限りでない。(平23年課法2-17「一」により改正)

つまり、構築物、工具、器具及び備品、機械及び装置は、種類ごとに一括して「前掲の区分によらないもの」の耐用年数を適用することができるみたいです。

器具備品だったら、冷蔵庫は6年、時計は10年などと細かいことは気にせず、『金属製15年、その他のもの8年』という2区分しかありません。

なんて簡単!!と思いましたが、”前掲区分以外”の耐用年数は若干長めに設定してあるようなので、オペラグラスだと2年のものも、”前掲区分以外”でみると『その他のもの8年』となるので6年も償却期間が延びてしまい、節税効果を考えるとちょっと不具合かもですね。

また、普通の区分の耐用年数と”前掲区分以外の耐用年数”をまぜて使うことはできません。この資産はこっちで、この資産はこっち・・・というようなことですね。処理に統一性が求められるのは当然のことでしょうか。

でも、いつもなにかなぁ・・・と思っていたんですが、こんなにちゃんとした説明があったなんで、勉強不足でした!

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